2008/08/23

15 cm Schweres Infanteriegeschütz 33 (Sf) auf Panzerkampfwagen 38(t) Ausf. H "Grille" Sd.Kfz. 138/1

5章
まとめオブコオロギ

模型はもはや気軽に楽しめる趣味では無いです。スケールモデルでかつ歴史モノとなると考証や正確性がなにより大切になってくるし、その点AM誌の打ち出してる方向性は良いと思います。て雑誌を批評してる場合ではありません、まとめまとめ。
今回は各工程で自分が楽しむ事を最優先に考えました、いや実際面白かったです。(終わりかい!)
あとあと、最近のキットを見ましたが、ディティールに限って言えばいつの間にか、ガンバレ田宮になっていませんか?ドラゴン凄過ぎです。


制作に先立ちピースコンのニードルを探していたら、何処にも売っていませんでした。
製造元のオリンポス社は今年に廃業したそうです。この模型は同社のピースコン101で塗りました、買ってから18年経ちますが未だに壊れる気配すらありません。思い出の一品です。
それではみなさん、アテブレーベ・オブリガード

2008/08/22

15 cm Schweres Infanteriegeschütz 33 (Sf) auf Panzerkampfwagen 38(t) Ausf. H "Grille" Sd.Kfz. 138/1

4章 ディティーリンググオブコオロギ

模型誌では、前章までの内容をざーっと書いてある事がほとんどです。本章ではblogの良さを活かして、無駄話、ヨタ話、アップ写真を交えつつミクロ目線でをディティール塗装の話をしたいと思います。

実はオープントップ戦車、ドラゴンの初代ナスホルンを完成させられなかった苦い思いでがあります(悪いのは俺じゃないと思いたい)そのナスホルンは未だに本棚の中からpakをこちらに向けプレッシャーを与え続けています。オープントップは完成させると嬉しいですね、普通の戦車よりもずっと。


これは、仕上げ前、傷がどう見えるかをデジカメで確認していた時の写真です、カメラは不思議な機械で目で認識出来ない所まで映してくれます。という訳で仕上げ前の確認撮影。
この確認の結果、サビの上に乗せたオレンジのパステルが浮いて見えるという事が判明し、化粧用のリス毛の短毛ブラシ(スラント状のヤツ)で傷を擦ってボカします。このあたりの部位は掃除以外手で撫で回される事も少ないはずなので、若干粉っぽくなるようにしています。しかし傷デカ過ぎたか。
それから、装甲板のエッジの艶が足りないと感じたので、指とシャープペンでエッジを撫でました。2B鉛筆とかだと黒過ぎて汚くなる事があるので、ここはHBシャープペン指定でお願いします。
カメラが倒れて左の装甲板の角が凹み、白くなっています。以前の私なら泣き叫んでいた事でしょうが、今回は違います。油絵の具とパステル流し込んだる!です。


偽装用フックはもっと小さいのが正解だと思いますが、工作スキルが足りず、これ以上小さく作れませんでした。装甲板のエッジ上、道具箱、砲弾箱のエッジが白く飛んでいるのが見えると思います。ここはグロスクリアーがハッキリと残ったところ、白く飛んでいそうで飛んでない場所はマット、半マットになっています。艶のコントロールの方法は後のほうで触れます。


閉鎖機、ハンブロールNo.27003でチッピングを施した後に軽く磨き、油彩の茶色、オレンジを薄めて、塗装面に染み付いた色を演出します。ここはサビやらプライマー色を示唆するような曖昧な色が良いかと。
軽く乾燥後、メイク用の短毛ブラシで擦り馴染ませ、エッジをシャーペンで撫でます。さらにハンブロールのクリアーを吹いてコートします。この重ね方をすると公園の鉄棒のように使いこまれた鉄の表情を出す事が出来ます。
上面が白く飛んでいるのはグロスクリアーの効果です。この為に平面出しを頑張りました。


平面出しを頑張った駐退機レール部分、まさに線路のレールと同じではなかろうかと想像し、線路のレールを目指して塗っています。ここも思いっきりグロスですが、注意しないといけないのは筆塗りだと微妙にデコボコしてしまう事(せっかく奇麗にしたのに)。次回はマスキングして吹き付けます。(あるのか次回)
ハンドルはハンブロールNo.27003を塗って軽く磨いています、写真では基本色の上に色を乗せているのがバレバレですね、これを避けたかったのに何故かここだけこんなんです。ハンドル横の平衡機のカサカサ傷を見て下さい。閉鎖機等の触られる部位の近くにカサカサ傷を置いて対比させる事で、艶のある部位を強調し、使い込まれた表情をさらに演出しようという試みです。だったらツヤツヤの近くにカサカサは無いだろ、、、ってそこは模型なので演出です。



平衡機の艶、こういったパイプ状、丸い形状のものは光りを書き込むのが難しい(模型を見る方向が限定されてしまう)ので、実際に光らせ、ナチュラルハイライトを得ようという試みが、このショットでは成功しています。


マフラーも閉鎖機と殆ど同じ手順ですが、ここは薄板なので、艶を与えずカサカサ仕上げにするほうが気分が出ます、光らすと重いです。失敗例という事で、、、
あとシャクル周りにチェーン付けたのは良かったのですが、壊すのを恐れて仕上げ塗装するの忘れました。吸気カバーに迷彩してあるのはちょっと変かも、予備履帯に接続ピン穴を開けるのを忘れた。側面のリベットデカ過ぎた。なんつー溜め息モデリング。


ジャッキ台はドイツ戦車の中でも個性を主張出来る場所で、十人十色だなと雑誌の作例を興味深く見ているのですが、これが「俺のジャッキ台」略して「オラ台」側面は人が持つときにある程度汚れが落ちると仮定、ニス塗りの地肌を出して、他の面は地面に置き、さらにジャッキを乗せるわけなので、きっと酷い事になるだろうと予想。泥色での汚しは上手くいきそうも無かったのでパスし、今回はパステルをコンクリ色に調合して乗せてみました。
あとブレーキランプにパイピングしてみたけれど不自然です。
丸い反射板は自転車のアレみたいに塗れば良いのでしょうか、奥が深い戦車の小物達。是非どこかで特集してください(他力本願)。


似たような写真が続いてしまいますが、ご勘弁を。
砲弾、筆塗り失敗しグダグダです。先端はNo.27003のツルピカ仕上げ。
鉄兜、No.76の上にNo.27003の半ツルピカ仕上げ。
ガスマスクケース、No.76の上にNo.27003の半磨きの上に油彩の黄色でフィルタリング、スポットで細かい黄色の原色を残しています。
くどくなりましたが、No27003の使い勝手の良さと、丸い形状のものをサテン、グロス仕上げする効果を訴えています。


積み上がった小物入れは、エデュアルドのエッチングでディティールアップしています。効果満点です。ケース上面は水が溜まりそうだし、クルーも触れなさそうなので、派手な粉サビを乗せました。
砲弾はこちら側もグダグダです。


もうお気づきだと思いますが、今回は墨入れの代わりにバフ入れをおこなっています。色差しの終わったチッピングの上からクリアーを掛けその後でパステルのバフ色を、大きい傷やディティールの隅に乗せます。こうすると基本色より暗色である傷色が沈んで見える、さらに筆跡もぼかせる。といった試みです。ほぼ狙い通り「ボクが傷を書きました」感は薄れると思います。
もう一つ重要なのは、艶のコントロール、全体をサテンコートすると、どうしても艶も1/1のテカり方になってしまいスケール感を損なってしまいます。そこで、艶が不要な部分には車体色の近似色やバフ色のパステルをアクリル溶剤で溶いて薄く乗せてやります。そのままだと、グロス/マットの連続になりこれもまた不自然なので、パステル乾燥後にメイク用の短毛ブラシで軽く擦ります。するとグロス/サテン/マットの連続となり、スムーズに光が繋がります。ブラシで擦らず、乗せたままにすれば、新鮮なサビや、新鮮な埃、積もった埃を演出出来ます。

トライスターの38t車体のエンジン隔壁を使っています、グリレがこの形状で良いのか解りませんが、ナイスディティールです。車長の椅子はパイプだけ真鍮線とパイプに置き換えましたが、シートがチョコレート菓子(涙)


床は27003を磨きこんだ後に赤茶のパステルで地味めにしました、マンホール色を目指しましたが、ミスも目立つし何かが足りませんな。
ミッションからエンジン室への接続部分は資料が無いのを良い事にデッチアップしています。(そのうちドラゴンが回答を、、、)


足回りの確認写真です、やっぱりカメラって凄い、粗が目立ちます。塗装はちょっと無機質過ぎるので、このあとでサビ色とも赤土とも言えないパステルを追加して完成としました。
上部転輪はリブもないし形状も怪しいので、最近のキットから移植した方が良いでしょう。例によって私はやっていません。


ここではチッピングの新機軸、瞬着剥がしを試しました。基本塗装終了後に瞬着で鉄兜を幾つか接着(1章最後の写真参照のこと)。あまりに漫画っぽいので、やっぱり剥がしました。おりゃ、ペリッ
すると、塗装が剥げました、せっかくグラデーションしたのに(涙)
でもそこがこの模型の中で一番リアルな傷になった事はアナタだけの秘密にしておいて下さい。
ということで4章終わります。

15 cm Schweres Infanteriegeschütz 33 (Sf) auf Panzerkampfwagen 38(t) Ausf. H "Grille" Sd.Kfz. 138/1

3章 ペインティングオブコオロギ

AM誌が創刊された頃は結構作っておりました、グリーンランド氏のPanzer Modelling Masterclassを読みホエーとか言いながらも、3号、4号、3突等に暗い色を塗ってはせっせとドライブラシを施しておりました。当時の情報媒体は主に雑誌であり、掲載写真を見ていると結構自分でも作れそうな気分がしていました。(本当はドライブラシってとても奥が深いテクニックでグリーンンランド作品みたいには上手くいかない) そんなある日。喜屋ホビーに足を運びました。そこに飾ってあった高石作品や平野作品は、誌面で見るのとは全然違う。模型が光りを放ってるような発色の良さに驚き。AM誌でその秘密が解き明かされるにつれ『こんなん無理』という思いが募り、遂にヤスリや筆を持つ手が止まったのでありました。そして今年遂にAM別冊として高石師範の戦車模型超級技術指南が発売となり、恐る恐るAmazonでクリック買いしたのであります。
って自分語りしてる場合では無く、3章は塗装についてお送りします。
塗装の基本線は戦車模型超級技術指南に書かれている内容です。本に書かれている事は割愛します。と書くと全部割愛する事になるので、指南に加えた自分の試みの箇所について重点的に書いてゆきます。


■使用塗料
・ラッカー
 GSIクレオス:Mr.サーフェイサー1200
 ソフト99:ホワイトプラサフ
 GSIクレオス:No.39 ダークイエロー
 GSIクレオス:No.312 グリーンFS3427
 GSIクレオス:No.29 艦艇色

・エナメル
 ハンブロール:No.27003 Polished Steel
 ハンブロール:No.76 Matt Uniform Green
 ハンブロール:No.103 Matt Cream
 ハンブロール:No.32 Matt Dark Grey
 ハンブロール:GlossCote
 ハンブロール:MattCote

・油彩
 ホルベイン:イエローオーカー
 ホルベイン:グリーングレイ 
 ホルベイン:ランプブラック
 ホルベイン:セピア
 ホルベイン:バーントシェンナ

・ピグメント
 クサカベアーティストピグメント:バーントシェンナ赤口
 クサカベアーティストピグメント:ローシェンナトランス
 クサカベアーティストピグメント:ローアンバー
 NouvelCarre:139,140,037,144,143,005,041



戦車模型は迷彩パターンが重要と思います、思いつきで迷彩して良い結果を得るには運も必要になってしまうため、今回はイメージソースを外部のイラストに頼りました。と書くとカッコ良すぎてジャッキで殴られそうなので他のサイトからパクりました。

装甲の外側は退色を表現しようと試みました。基本色を原色に近い色で塗っていたのは、上に色を重ねる事で彩度が必要以上に下がるのを避けるためです。つまり後行程で彩度を下げるために原色ぽく塗っておりました。明示的に他の部位より彩度を下げる事で、その箇所の経年を表現するこという試みです。気をつけたのは、比較対象を模型の中に置くと言う事で、今回はオープントップなので内部の色が比較対象になるようにと考えました。年配の女性の隣に若年の女性を、、、以下割愛します。
くすませる部位は、頬、目尻、、、じゃなくて、日に照らされる場所、雨のあたる場所、熱の加わる場所、そしてかつあまり触れられない場所と想定し白、グレー、水色、薄茶、等々の油彩で各迷彩色毎に施しました、当然、色を混ぜれば混ぜるほどくすみます。


・迷彩
ヤクパンやヘッツァー等の箱形車体に多く見られる縦縞迷彩は模型に施してみても実際に効果的で、目を細めて模型を眺めると実体がボヤけて見えます、それは目を細めてるからだろ、という突っ込みはナシでお願いします。グリーンランド作品を始め各種の作例でもカッコ良い事が実証されているパターンなので強気で施します。
大戦中期の迷彩は塗料が粉末で配られ部隊で施す事も多かったようなので、その頃の戦車っぽく、ヘタウマ迷彩になるように気を配る必要は全くなく、私の場合普通に吹くと下手な迷彩になります。ウマに持って行く事を考えます。

・艶ありコート
基本塗装の後、すぐ装備品をハンブロールで下塗りし、ごく薄くウォッシングして全体の雰囲気を確認します。ココで一旦グロスクリアーでコートしデカールを張ります。
なぜココでコートするかと言うと、後行程の墨入れやチッピングでミスした場合に拭き取りをしやすくする為です。
あとは、トラクター、現場資材、ガードレール、電柱、看板、ゴミ収集箱の質感、つまりペンキぽさを出すためです。今回チッピングに挑戦するので、かねてより模型誌作例に感じていた不自然感(傷が単色でかつ塗装の表面に描かれている)をやっつけるべく。その下準備です。
コートにハンブロールを使ったため後で剥がれて結局グダグダになってしまいましたが、ラッカー系にしておけば狙った効果が期待出来そうです。



・レインマーカー
これも超級模型指南に書かれている事そのままやったつもりです。強めに入れているのは、薄く入れられなかったためです。難しい。


・グラデーション塗装
塗装を明るくする場所は、模型の上面に加えて、各面の中心、レッドブラウンに挟まれたダークイエローの中心にすると膨張効果で模型が大きく見えます。明るく塗ってあるのを見ている人が意識できてしまうようだと、やり過ぎになるので、そこはかとなく、模型の心得のある人が目を凝らして解る程度のグラデーションが丁度良いと思います。隅と影部は下塗りのマホガニを吹き残し、暗くするというより彩度を落として凹みを強調します。ってこの写真じゃ全然解らん。

・チッピング
グロスコート完了後に焦げ茶のパステル+アクリル溶剤でチッピングを施します、今回の色は黒過ぎました。なにせ初めての試みなので、超級模型指南を穴が空くほど読み込んでから作業に入りました。フィギアと傷を見比べながら削り込んだ爪楊枝でツンツンします、先が鈍ってきたら、キンキンに尖らせます。8年の想いを込めて『ウィンザー・ニュートン?はぁ?』くらいの勢いで施しました。
今回は自走砲なのでダメージではなく、戦闘室内部中心に使い込みでできた傷を入れて行きます、クルーの視線になってひたすらツンツンしまくります。
パステルを使ったのは傷のテクスチャが出せるかなという想いです。
焦げ茶単色だとどうしても「ボクが傷を書きました」感があるので各種パステル粉で変化を付けます。各色を重ねる順番で色々な表現が出来ます。

次章ではアップ写真を交えつつレイヤリングの例を書きます。レイヤリング(笑)って偉そうだぞ、俺。
レッツ楽しモデリング!

15 cm Schweres Infanteriegeschütz 33 (Sf) auf Panzerkampfwagen 38(t) Ausf. H "Grille" Sd.Kfz. 138/1

2章 シューティングオブコオロギと曹長
Alpineのフィギアと一緒にベースに固定して撮影しました。フィギア(ギュンター曹長[仮名])は箱絵だと普通のオッサンぽいのですが、黒目を書き込むと近付き難い鬼軍曹オーラを醸し出してくれ、私が与えた『忌々しげに前線の方角を見つめる砲兵下士官』の任務を見事にこなしてくれたのでした。

■使用キット
 Alpine:WW2 German Officer #2









背景に隙間が
ベースは仕上げ塗りを失敗したので、やり直すつもりです。


タバコの火はオレンジの上に赤をちょっと差すと、燃えてる感じがしますな。


ボルスタット氏の絵みたいで気に入っています。


フェルメールの絵みたいで気に入っています。


あんまり自画自賛してると、ジェリカンが飛んできそうなのでこの辺で2章終わります。
しかし、このグリレH型はチェコから分捕った38t戦車に歩兵砲を乗せただけの即席自走砲。なのに、このカチッと決まったシルエット、チェコとドイツの技師はデザインセンスも抜群です。

塗装時に想定した光源の方向からライトをあてると、自然な感じの写真が撮れると思いました。
模型は見せられても、模型を撮影している姿だけは絶対に人に見せられないものがあります。右手にデスク蛍光灯、左手にスチレンボードを持ちつつ、模型に張り付いてシャッターを切っています、この構図は相当ヤバイ、情景映えしそうな構図です。私がPCに取り込んだ写真を見ながら「ウホッ」とか言っていた事はアナタだけの秘密にしておいて下さい。

15 cm Schweres Infanteriegeschütz 33 (Sf) auf Panzerkampfwagen 38(t) Ausf. H "Grille" Sd.Kfz. 138/1

解説:WikipediaのグリレH型 (Ausf. H)

1章 メイキングオブコオロギ
突然のポストです、久々に模型を作りました、何年ぶりかな。少し前にメタルフィギアを塗ってアップした事があったけれど今回は戦車です。適当な解説を交えつつお送り致します。

■使用キット、パーツ
 Dragon:(9004) Grille Ausf.H
 Tryster:38(t)戦車の車体 [@@;凄い商品名だ]
 Aber:38t
 Eduald:Grille
 メーカ失念:sIG33砲
 モデルカステン:SK-30 




まずキットは切った張ったで普通に組むのも大変です。装甲板の裏には押しピン跡が華麗に並び、厚めのパーツは軒並みヒケており、インストには「4.5mm詰めろ」とか平気で書いてあります。

・戦闘室装甲板
装甲板が厚いと言われるキットでプラ板や金属板に置き換えている作例が多いので、実際どーなのよと思いちょっとハマってみました。ネットで調べた結果、実車は前面25mm、側面15mmとの事、なので前面は0.71mm、側面は0.43mmくらい、対してキットは0.9mm。側面は倍以上違いますな。
内側には押しピン跡と外側にはヒケがあるので、修正する手間を考えると、任意の素材に置き換えた方が良いでしょう。私はやりませんでした。なんでって、リベット面倒だし、8年前の押しピン修正した形跡があったので、それも田宮パテ、、、(涙)

・排気管
マフラーはプラパイプと曲げランナーを開口してスクラッチ、車体とマフラーの接続部装甲板はキットパーツを型にしてヒートプレスで。どちらも現物で適当に作業したので大きさがイイカゲン、適当とイイカゲンは違うっす。なんのために作り直したんだか。

・C字シャクル
キットのパーツを壊してしまったので、1mm真鍮線を曲げて、リュータ+切断砥石でゴリゴリ削り込み、気分はもうグリーンランド氏です。

・機関ハッチ中心の穴と栓(クランク穴?)
真鍮パイプと真鍮線を組み合わせてやっぱり気分はグリーンランド。



sIG33 検索すると鮮明な写真が沢山見つかります、このキットを買った方は見ない方が良いかもしれません。ディティールはともかく、形状はとてもカッコ良いです。砲のメカ感とマッシブさを出すため、閉鎖機と駐退機の平面出しをシツコク、シツコク。


フェンダーとフェンダーステーはキットのパーツを薄く削り込みました。
ジャッキ、ノテクライトは田宮製、砲架は真鍮パイプのハンダ付け、砲架の軸受けから軸が飛び出していますが、飛び出さないのが正解です。軸受けの設置位置ももう少し前が正しく、砲に対して垂直に伸びるのが正解と思います。
ノテックライトは地面に対して水平になるが多分正解ですが、裏は取っていません。というわけでディティールに関しては不正解だらけの模型になってしまったので、参考にしないでください。

なんで不正解だらけって、オープントップなので作業行程が入り組み過ぎてて、勢いで進めてしまったから。砲架を動かすレバーはエッチングが付属しますが、形状と太さが怪しすぎるので、真鍮線に置き換えて把手や接続部をデッチアップしました。この辺になると工作も終盤ですので、勢いで乗り切るレッツ楽しモデリング。という事で言い訳終わります。


トランスミッションは[トライスター:38(t)戦車の車体]より、このキットがまた凄くて、最近の戦車模型はとんでもない事になっているんだなと実感した次第であります。このミッションと操縦席の椅子を組んでる時が一番楽しかったなー、でも全然見えねーよー、見えるように毒毒色の緑で塗ったった。


転輪はこの状態で塗装に備えます。ランナー売りしていたヘッツァーの転輪を使いました。38t系と径が微妙に違う事を知ったのは、パステルを定着させた後でした。


モデルカステンの履帯、これぞプラモデルの鏡。この繊細さは何度作っても感動します。私の場合は手を動かしはじめるまでかなり気合いが要ります、今回は8年ほどかかりましたかね、、、


大丈夫かオイってな色あい、しかも挙動不審なパイパー大佐も登場。

基本塗装は
金属部にプライマ。装甲板は蛍光灯にかざしながらサーフェイサーで遮光。艦底色と黒を混ぜて隅吹き。ダークイエローというよりほとんどレモンイエローを2段階でグラデーション吹き。ダークグリーンというよりエメラルドグリーンで迷彩1。レッドブラウンというより基本色+艦艇色で迷彩2。迷彩1の周囲を迷彩2で縁取るグリーンランドパターンです。ずばりこのままですね。
思う所があって(8年のブランクを埋めるため)、明度、彩度を上げてほとんどハイライトに近いトーンで塗っております。

ということで1章はココまでです。